近世きんせい
街並まちなみ
豊前街道(ぶぜんかいどう)のまちなみ
ルビふり
熊本市(くまもとし)から北(きた)に進(すす)み、植木(うえき)・山鹿(やまが)から南関(なんかん)を経(へ)て豊前(ぶぜん)(現在(げんざい)の北九州市小倉(きたきゅうしゅうしこくら))までの道(みち)すじを、熊本(くまもと)では「豊前街道(ぶぜんかいどう)」と呼(よ)んでいます。近世(きんせい)になって豊前街道(ぶぜんかいどう)は、参勤交代(さんきんこうたい)などに利用(りよう)されるようになり、街道沿(かいどうぞ)いの町(まち)は、宿場(しゅくば)として賑(にぎ)わいました。熊本(くまもと)から最初(さいしょ)の宿泊地(しゅくはくち)となっていたのが、山鹿(やまが)です。菊池川(きくちがわ)と豊前街道(ぶぜんかいどう)が交差(こうさ)する山鹿(やまが)の地(ち)は、米(こめ)などの物産(ぶっさん)が集(あつ)められる重要(じゅうよう)な場所(ばしょ)でした。豊前街道沿(ぶぜんかいどうぞ)いには米(こめ)を材料(ざいりょう)とした産業(さんぎょう)や独自(どくじ)の文化(ぶんか)が発展(はってん)しました。造(つく)り酒屋(ざかや)や麹蔵(こうじぐら)など古(ふる)い建物(たてもの)が並(なら)ぶまちなみは、今(いま)でも昔(むかし)の面影(おもかげ)を残(のこ)しています。
豊前街道ぶぜんかいどうと人力車じんりきしゃ
惣門前そうもんまえ
豊前街道ぶぜんかいどうの風景ふうけい1
豊前街道ぶぜんかいどうの風景ふうけい2
豊前街道ぶぜんかいどうの風景ふうけい3
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